金沢東急ホテルに2泊した際、2泊目は東急ロイヤルクラブの「1ポイント=2円相当」で使える宿泊プランを利用しました。
このプランには、ラグジュアリーフロアの客室、朝食、クラブラウンジに加えて、ホテル内レストラン「マレ・ドール」の夕食コースも含まれています。
宿泊プランに付く夕食ですが、石川県の食材を取り入れた本格的なコース。味や食感の変化も多く、最後まで飽きずに楽しめました。
この記事では、当日提供された料理を順番に紹介します。
なお、金沢東急ホテルの立地や部屋、宿泊プラン全体の感想は、以下の記事でまとめています。
マレ・ドールの雰囲気と特徴|夕食会場の詳細
夕食会場は、金沢東急ホテル2階のレストラン「マレ・ドール」です。
2回なので眺望はありませんが、大きな窓で開放感があり、落ち着いた雰囲気の店内でした。

窓が大きく、夕方は外の明るさも感じられます。高級感はありますが、堅苦しすぎる印象ではありません。
観光後にホテルの外へ出ず、ゆっくり夕食を取れるのはかなり楽です。
宿泊プランに含まれる夕食コースの全貌
当日のコースは、前菜から魚料理、肉料理、チーズ、デザートまで続く内容でした。
メニューには次の料理が記載されています。
- 稚鮎のエスカベッシュ
- 赤皮南瓜のブランマンジェ
- 加賀丸いも入り石川素麺のカッペリーニ仕立て
- 輪島産ふぐのカダイフ巻き
- 能登牛のグリル
- パティシエ特製デザート
- パンとバター
- 小菓子
- コーヒーまたは紅茶
当日は、赤皮南瓜の代わりにパプリカを使った料理が提供されました。仕入れなどにより内容は変わるようです。
一品目:稚鮎のエスカベッシュ
一品目は、稚鮎のエスカベッシュです。

鮎のほろ苦さに、みょうがや生姜などの香味野菜がよく合っていました。
南蛮漬けのような甘酸っぱい香りもあり、鮎の苦味、香草、酸味のバランスが良かったです。
野菜も何種類か使われていましたが、正直、すべての種類までは分かりませんでした。
最初の一皿としてさっぱりしていて、コースへの期待が高まります。
二品目:パプリカのムースとトマトのジュレ
メニューでは赤皮南瓜のブランマンジェとなっていましたが、当日は南瓜の代わりにパプリカが使用されていました。

下にはなめらかなパプリカのムース、その上にトマトのジュレ。
さらに、石川県産の天狗ハム、ピンクペッパー、胡椒を使った薄いクッキーのようなものが添えられていました。緑の香草は、おそらくディルだと思います。
パプリカとトマトの甘みに、ハムの塩気と胡椒の香りが加わり、うまくまとまっていました。
ムース、ジュレ、ハム、クッキーと食感も異なり、見た目以上に変化のある一皿です。
三品目:加賀丸いも入り石川素麺のカッペリーニ仕立て
三品目は、加賀丸いもを練り込んだ石川素麺のカッペリーニ仕立てです。

中央の素麺に、サーモンの香草マリネ、キャビア、ハーフドライトマト、トマトチップスが添えられていました。
素麺と聞くと軽い食感を想像しますが、加賀丸いもが練り込まれているためか、かなりもちもちしています。
見た目も食感も、細いスパゲッティに近い印象です。
サーモンもおいしく、トマトの酸味やキャビアの塩気ともよく合っていました。
四品目:輪島産ふぐのカダイフ巻き
四品目は、輪島産ふぐのカダイフ巻きです。

ふぐの周りに細いカダイフが巻かれ、パリパリに揚げられています。
付け合わせは、ゴーヤ、きゅうり、サザエなど。メニューには「サルピコン・リゾット」とありましたが、一般的な米のリゾットではなく、細かく切った夏野菜とサザエを合わせたような内容でした。
ゴーヤの苦味と、魚介のうま味が強いブイヤベースソースの相性が良く、味に変化があるので飽きません。
カダイフは最初はパリパリですが、ソースと合わさると口の中で少しねっとりした食感に変わります。この変化も面白かったです。
上には揚げた葉生姜も添えられていました。
メインディッシュ:能登牛のグリル
メインは能登牛のグリルです。

中心がきれいなピンク色で、肉はやわらかく仕上がっていました。
ソースはポワブルヴェール。胡椒の香りはありますが、辛さが強すぎず、肉の味を邪魔しません。
上には金時草と思われる葉物の揚げ物が添えられていました。
コース料理なので肉の量は控えめですが、それまでに前菜、素麺、魚料理と続いているため、全体では十分なボリュームです。
食後の楽しみ:コースの最後にチーズ
肉料理の後には、チーズが提供されました。

スタッフの方によると、ラウンジやバーでのチーズの消費量が減り、廃棄につながることがあったそうです。
そこで、海外のコース料理で見られるように、食後のチーズとしてコースに組み込むことを試しているとのことでした。
少量なので重たさはなく、肉料理からデザートへ移る間の一皿として楽しめます。
食品ロスを減らす工夫としても面白い取り組みだと思いました。
デザート:苺のレアチーズケーキ
デザートは、苺を使ったレアチーズケーキでした。

これはシンプルにおいしかったです。
レアチーズケーキのまろやかさに、苺とベリー系ソースの酸味がよく合っていました。
コースの最後でも重たすぎず、さっぱり食べられるデザートです。
このあとに小菓子と、コーヒーまたは紅茶も付きます。
ドリンク1杯付き
今回の夕食コースには、ドリンクが1杯含まれていました。
私はビールを選択。
ドリンク代は別なホテルレストランも多いので、1杯付いているのは地味にありがたいです。
夕食後にはクラブラウンジも利用していたため、ホテルの外へ出ることなく、お酒と夕食をゆっくり楽しめました。
クラブラウンジの詳細については、以下の記事でまとめています。
コース全体のボリューム感について
一皿ずつの量は多くありませんが、
- 前菜2皿
- 素麺
- 魚料理
- 肉料理
- チーズ
- デザート
- 小菓子
- パン
- コーヒーまたは紅茶
と続くため、コース全体では十分なボリュームがあります。
ラウンジで軽く食べたあとだったこともあり、食べ終わる頃にはかなり満足でした。
「宿泊プランに付いてくる夕食」というより、レストランでしっかり楽しむフルコースという内容です。
まとめ|石川県の食材を活かした本格夕食の魅力
金沢東急ホテル「マレ・ドール」の夕食は、加賀丸いも、石川素麺、輪島産ふぐ、能登牛など、石川県の食材を取り入れた本格的なコースでした。
特に印象に残ったのは、もちもちした石川素麺のカッペリーニ仕立てと、ゴーヤの苦味やカダイフの食感を楽しめた輪島産ふぐの料理です。
石川の食材を使いつつ、味付けは食べやすく、最後まで飽きずに楽しめました。
17,500ポイントで、宿泊、朝食、クラブラウンジ、この夕食コースまで利用できたことを考えると、東急ロイヤルクラブのポイントの使い道としてはかなり満足です。
観光後にホテルでゆっくり過ごしながら、石川県らしい食材を使った夕食を楽しみたい人には、相性のよい宿泊プランでした。
