東急でんきを検討していると、迷いやすいのが「従量電灯B」と「ライフフィットプラン」のどちらを選ぶかです。
従量電灯Bは、一般的な電気料金プランに近く、料金体系が分かりやすいプランです。
一方、ライフフィットプランは、市場価格に連動して電気料金が変わる市場連動型のプランです。
名前だけ見ると、従量電灯Bの方が安心に見えます。
しかし、東急でんきの従量電灯Bは、燃料費等調整額の影響で東京電力より高くなる傾向があります。
一方で、ライフフィットプランも「契約すれば誰でも安くなる」というプランではありません。
市場価格によって料金が変動するため、使い方やタイミングによって向き・不向きがあります。
この記事では、東急でんきの従量電灯Bとライフフィットプランの違い、向いている人、注意点を東急沿線民目線で整理します。
なお、東急でんき・ガス全体のメリットや特典については、『東急でんき・ガス完全ガイド』でまとめています。
目次
結論:東急でんきは従量電灯Bだけで決めず、ライフフィットも比較したい
最初に結論です。
東急でんきを検討するなら、従量電灯Bだけで決めず、ライフフィットプランも比較した方がいいです。
理由は、従量電灯Bが必ずしも東京電力より安いとは限らないからです。
従量電灯Bは料金体系が分かりやすく、固定単価型に近い安心感があります。
ただし、実際の電気料金には燃料費等調整額が加わります。この燃料費等調整額の影響によって、東京電力の従量電灯Bより高くなるケースがあります。
一方で、ライフフィットプランは市場価格に連動するため、料金が変動します。
そのため、料金の安定性を最優先したい人には向きません。
ただ、基本料金0円、上限設定あり、市場価格が安い時間帯を活用できる余地があるなど、従量電灯Bとは違うメリットがあります。
つまり、東急でんきのプラン選びは、
- 分かりやすさ・安定感を重視するなら → 従量電灯B
- 基本料金0円や市場連動型の仕組みに納得できるなら → ライフフィットプラン
- 東急経済圏のメリットまで含めて考えるなら → 両方比較したい
という考え方が近いです。
従量電灯Bとライフフィットプランの違い
| 比較項目 | 従量電灯B | ライフフィットプラン |
|---|---|---|
| 料金タイプ | 固定単価型に近い | 市場連動型 |
| 基本料金 | あり | 0円 |
| 電力量料金 | 使用量に応じた段階制 | 30分ごとの市場価格に連動 |
| 市場価格の影響 | 燃料費等調整額で影響あり | 料金に直接反映 |
| 料金の分かりやすさ | 分かりやすい | やや分かりにくい |
| 料金の変動 | 比較的読みやすい | 市場価格で変動 |
| 向いている人 | 安定感を重視する人 | 変動を理解して使える人 |
東急でんきの従量電灯Bとライフフィットプランの違いを整理すると、以下のようになります。
従量電灯Bは、使用量に応じて単価が変わる一般的な電気料金プランです。
そのため、料金体系は比較的分かりやすいです。
ただし、固定単価型に見えても、燃料費等調整額の影響は受けます。
一方、ライフフィットプランは、30分ごとの市場価格に連動して料金が変わります。
市場価格が安い時間帯に電気を使えれば有利になる可能性がありますが、市場価格が高い時間帯に使用が集中すると、電気代が高くなる可能性もあります。
従量電灯Bが向いている人
東急でんきの従量電灯Bが向いているのは、以下のような人です。
- 料金体系の分かりやすさを重視したい
- 市場連動型に抵抗がある
- 電気を使う時間帯を気にしたくない
- 電気代の変動をできるだけ抑えたい
- 多少高くても、分かりやすいプランを選びたい
従量電灯Bは、市場連動型に比べると仕組みが分かりやすいです。
「毎日の市場価格を見ながら電気を使うのは面倒」という人には、従量電灯Bの方が向いています。
ただし、注意点もあります。
東急でんきの従量電灯Bは、東京電力より必ず安いというわけではありません。
基本料金や電力量料金だけを見ると安く見える部分があっても、燃料費等調整額まで含めると、東京電力より高くなります。
東急でんき従量電灯Bと東京電力の詳しい比較は、以下の記事で解説しています。
👉 東急でんきは東京電力より高い?従量電灯Bの料金・注意点を比較
ライフフィットプランが向いている人
ライフフィットプランが向いているのは、以下のような人です。
- ☑ 基本料金0円に魅力を感じる
- ☑ 市場連動型の仕組みを理解できる
- ☑ 電気を使う時間帯をある程度調整できる
- ☑ 食洗機・洗濯乾燥機・充電などを安い時間帯に寄せられる
- ☑ 東急カードやTOKYU POINTを活用している
- ☑ TOKYU ROYAL CLUBのカウントを増やしたい
- ☑ Looopでんきなど市場連動型プランと迷っている
ライフフィットプランは、万人向けのプランではありません。
市場価格に連動するため、電気代は30分おきに変動します。
そのため、「何も考えずに安くしたい」という人には向きません。
ただし、市場価格の上限として、55円/kWhが設けられているので、青天井に料金が高くなることがないという安心はあります。
一方で、電気を使う時間帯を少し意識できる人や、市場連動型の仕組みを理解して使いたい人には、検討する価値があります。
また、東急でんきを契約すると、TOKYU ROYAL CLUBのカウント対象になり、東急グループ年間利用額にも加算されます。
電気代だけでなく、東急経済圏のメリットまで含めて考えたい人には、ライフフィットプランも候補になります。
ライフフィットプランは東京電力より安いとは限らない
ここはかなり重要です。
ライフフィットプランは、東京電力より必ず安くなるプランではありません。
市場価格が高い、夕方から夜に電気使用が集中する家庭では、東京電力の従量電灯Bより高くなる可能性があります。
「安い時間帯に電気を使えばお得」と言われることもありますが、市場価格が全体的に高い日は、安い時間帯に寄せても東京電力より安くするのが難しいケースもあります。
そのため、ライフフィットプランは、
- 東京電力より常に安いプラン
- 何も考えなくても安くなるプラン
- 誰にでもおすすめできるプラン
ではありません。
むしろ、
- 市場価格をある程度確認できる
- 電気を使う時間帯を調整できる
- 料金変動を理解できる
- 東急経済圏のメリットも重視したい
という人向けのプランです。
電気代だけで最安を狙うなら、東京電力や他社電力も含めて比較した方が安心です。
市場連動型で比較するならLooopでんきとの比較も確認したい
ライフフィットプランを検討するなら、東京電力との比較だけでなく、Looopでんきとの比較も確認しておきたいところです。
なぜなら、Looopでんきも市場連動型で最大手の代表的なプランだからです。
Looopでんきとの比較では、「市場連動型」と「市場連動型」の比較になります。
この場合、基本料金・固定費、市場価格高騰時の上限、東急経済圏との相性などを比べやすくなります。
東急ライフフィットプランは、Looopでんきと比べると、固定費や上限設定、TOKYU POINT・TOKYU ROYAL CLUBとの相性に強みがあります。
市場連動型プランの中で比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
👉 東急でんきとLooopでんきはどっちが安い?ライフフィットプランとスマートタイムONEを比較
まとめ:東急でんきはプラン選びが重要
東急でんきには、従量電灯Bとライフフィットプランがあります。
従量電灯Bは料金体系が分かりやすい一方で、燃料費等調整額の影響により、東京電力より高くなるケースがあります。
ライフフィットプランは基本料金0円で、市場価格に連動するプランです。ただし、東京電力の従量電灯Bより必ず安くなるわけではなく、市場価格が高い時間帯に多くの電気を使用した場合には不利になることもあります。
そのため、東急でんきを選ぶなら、
- 従量電灯Bだけで決めない
- ライフフィットプランも比較する
- 東京電力との比較も確認する
- 市場連動型ならLooopでんきとの違いも見る
- 東急経済圏のメリットまで含めて判断する
という考え方がおすすめです。
東急でんきは、誰にでも無条件でおすすめできるサービスではありません。
しかし、東急カード、TOKYU POINT、TOKYU ROYAL CLUB、東急ガスまで含めて考えると、東急沿線民にとって検討する価値のあるサービスです。
電気代だけでなく、自分の暮らし方や東急経済圏との相性まで含めて、合うプランを選びましょう。
東急でんき・ガス全体のメリットや特典については、『東急でんき・ガス完全ガイド』でまとめています。
市場連動型同士の比較として、Looopでんきと東急でんきのライフフィットプランを比較しましたので、こちらの記事もご覧ください。

