東急沿線に住んでいるなら、電気やガスを「なんとなく東京電力・東京ガスのまま」にしているのは、少しもったいないかもしれません。
もちろん、東急でんき・ガスは単体で見れば「日本一安いサービス」というわけではありません。
しかし、東急カード、TOKYU POINT、TOKYU ROYAL CLUB、東急グループの年間利用額と組み合わせて考えると、毎月の光熱費を東急経済圏に取り込める重要なサービスになります。
料金差だけで見ると小さくても、TOKYU POINTやTOKYU ROYAL CLUBまで含めると、見逃すには少しもったいない支出です。
この記事では、東急でんき・ガスをセットで使うメリット・デメリット、料金面で注意すべきポイント、どんな人におすすめなのかをまとめます。
詳しい料金比較については、それぞれ別記事で解説しています。
目次
結論:東急沿線民なら「でんき・ガス」は東急にまとめる価値あり
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 東急ガス | 東京ガスより安くなりやすい。東急沿線民なら有力 |
| 東急でんき 従量電灯B | 調整額で東京電力より高くなるため要注意 |
| 東急でんき ライフフィットプラン | 基本料金0円・市場価格上限ありで有力候補 |
| 東急でんき+ガスセット | ROYAL CLUB・年間利用額・ポイント面で相性が良い |
| おすすめな人 | 東急カード・TOKYU POINT・ROYAL CLUBを活用したい人 |
最初に結論です。
東急沿線に住んでいて、東急カードやTOKYU ROYAL CLUBを活用したい人なら、東急でんき・ガスはセットで検討する価値があります。
理由は以下の通りです。
- 東急でんき・東急ガスの契約がTOKYU ROYAL CLUBのカウントになる
- 毎月の光熱費が東急グループ年間利用額に加算される
- 東急カード払いでTOKYU POINTが貯まる
- ガスは東京ガスより安くなりやすい
- 電気はプラン選びを間違えなければ有力な選択肢になる
ただし、注意点もあります。特に東急でんきは、プラン選びが重要です。
東急でんきの従量電灯Bは、調整額の影響で東京電力より高くなるケースがあります。一方で、ライフフィットプランは基本料金0円・市場価格上限ありという特徴があり、東急沿線民にとって有力な選択肢です。
つまり、東急でんき・ガスは「何でも契約すればOK」ではなく、仕組みを理解して選ぶことが大切です。
東急でんき・ガスとは?

東急でんき・東急ガスは、東急グループの「東急パワーサプライ」が提供する電気・ガスサービスです。
電気やガスそのものの品質が変わるわけではありません。電気はこれまで通り送配電網を通じて供給され、ガスも東京ガスの導管網を使って供給されます。
つまり、切り替えたからといって、電気が不安定になったり、ガスの安全性が下がったりするわけではありません。
変わるのは主に以下の部分です。
- 契約先
- 料金プラン
- 請求元
- ポイント還元
- 東急グループサービスとの連携
東急沿線民にとって重要なのは、単なる光熱費の節約だけではなく、東急経済圏との相性です。
東急でんき・ガスをセットで使うメリット
| メリット | 東急でんき | 東急ガス |
|---|---|---|
| TOKYU ROYAL CLUBカウント | 1カウント | 1カウント |
| 東急グループ年間利用額に加算 | ○ | ○ |
| 東急カード払いでポイント | ○ | ○ |
| 請求を東急にまとめられる | ○ | ○ |
| 料金面のメリット | プラン次第 | 東京ガスより安くなりやすい |
メリット1:光熱費だけでTOKYU ROYAL CLUBのカウントが増える
東急でんき・東急ガスを契約すると、TOKYU ROYAL CLUBのステージ判定に使われるカウントを獲得できます。
東急でんきで1カウント、東急ガスで1カウント。電気とガスを東急にまとめるだけで、合計2カウントを積み上げられます。
これは東急経済圏を作るうえでかなり大きいです。
東急ストアや東急カードだけでステージを上げようとすると大変ですが、光熱費のような「どうせ毎月払う固定費」を東急に寄せることで、無理なくカウントを増やせます。
メリット2:毎月の電気代・ガス代が東急グループ年間利用額に加算される
東急でんき・ガスの料金は、東急グループの年間利用額にも加算されます。
光熱費は毎月必ず発生する支出です。仮に電気・ガスで月2万円かかっている家庭なら、年間24万円分の東急グループ利用実績になります。
これはTOKYU ROYAL CLUBのステージアップを狙ううえで、かなり強いです。普段の買い物だけで年間利用額を積み上げるのは大変ですが、光熱費を東急にまとめることで、自然に実績を作れます。
メリット3:東急カード払いでTOKYU POINTが自動で貯まる
東急でんき・ガスの支払いを東急カードにすると、TOKYU POINTが貯まります。
電気代・ガス代は毎月発生する固定費なので、一度設定してしまえば自動的にポイントが積み上がっていきます。派手な節約ではありませんが、何もしなくても毎月ポイントが貯まるのは大きなメリットです。
メリット4:電気・ガス・買い物を東急経済圏にまとめられる
電気・ガス・東急カード・TOKYU POINTを東急にまとめることで、家計管理もしやすくなります。
特に東急経済圏を本気で使うなら、
- 東急カード
- 東急でんき
- 東急ガス
- 東急ストア
- TOKYU POINT
- TOKYU ROYAL CLUB
をつなげて考えることが重要です。東急でんき・ガスは、その中でも毎月確実に利用額が発生する土台部分になります。
東急でんき・ガスで使える割引・特典
| 割引・特典 | 対象になりやすい人 | 内容 |
|---|---|---|
| 定期券割 | 東急線の定期券を使っている人 | 東急でんき・ガスの利用料金が割引 |
| まる得ポイント+ | 東急ストア・プレッセを使う人 | 対象商品の購入でポイント上乗せ |
| ケーブルテレビ各社とのセット割 | イッツコムなどを使っている人 | 対象サービスの利用料が割引 |
| 東急セキュリティ割 | 東急セキュリティ利用者 | 条件達成で利用料が割引 |
東急でんき・ガスは、東急グループのサービスと組み合わせることで、電気代・ガス代以外の特典も受けられます。
ひとつひとつの金額は大きくありませんが、東急カード、東急ストア、定期券、ケーブルテレビなどを普段から使っている人なら、東急でんき・ガスをきっかけに細かい特典を積み上げられます。
東急線の定期券を使っている場合、東急でんき・ガスの利用で24か月間限定で、月額料金の割引が110円受けられます。東急沿線で通勤・通学している人なら、対象になるか確認しておきたい制度です。
また、東急ストアやプレッセをよく使う人は、まる得ポイント+も見逃せません。対象商品の購入でTOKYU POINTが10ポイント上乗せされます。
イッツコムなどのケーブルテレビ系サービスや、東急セキュリティを利用している人は、セット割の対象になる場合もあります。ただし、対象サービスや割引額は契約内容によって変わるため、申し込み前に公式サイトで確認しておきましょう。
東急でんき・ガスのデメリット
| 注意点 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 電気はプラン選びが重要 | 従量電灯Bは東京電力より高くなるケースあり | ライフフィットプランも比較する |
| 20A以下ではそのまま申し込めない | 東急でんきは原則30A以上の契約が必要 | 今の電力会社で30Aに変更してから申し込む |
| 東急経済圏を使わない人には弱い | 東急カード・TOKYU POINTを使わないと魅力減 | 東急経済圏を使う人向けと割り切る |
デメリット1:電気はプラン選びを間違えると高くなる
東急でんきで一番注意したいのは、プラン選びです。
東急でんきの「従量電灯B」は、基本料金や電力量料金だけを見ると東京電力より安く見えることがあります。しかし、燃料費等調整額まで含めると、東京電力より高くなるケースがあります。
つまり、東急でんきは「東急だから何でも安い」というわけではありません。特に従量電灯Bを検討している人は、東京電力との比較を必ず確認しておきたいところです。詳しくは、別記事で実際の料金表を使って比較しています。
デメリット2:20A以下の契約ではそのまま申し込めない
東急でんきは、原則として30A以上の契約から申し込みできます。
そのため、現在20A以下で契約している場合は、東急でんきに申し込む前に、先に契約アンペアを30A以上に変更する必要があります。
一人暮らしや電気使用量が少ない家庭では20A契約のまま使っているケースもあるので、申し込み前に検針票やWeb明細で現在の契約アンペアを確認しておきましょう。
デメリット3:東急経済圏を使わない人にはメリットが薄い
東急でんき・ガスは、東急沿線民や東急カード利用者には相性が良いサービスです。
一方で、東急カードを使わない、TOKYU POINTも貯めていない、TOKYU ROYAL CLUBにも興味がないという人にとっては、メリットが薄くなります。単純な電気代・ガス代だけで比較するなら、他の電力会社・ガス会社の方が安いケースもあります。
東急でんき・ガスは、東急経済圏とセットで考えてこそ強いサービスです。
東急でんきのおすすめプラン

従量電灯Bは要注意
従量電灯Bは、昔ながらの固定単価に近い分かりやすいプランです。ただし、燃料費等調整額の影響により、東京電力より高いです。表面上の料金だけを見て「東急でんきの方が安い」と判断するのは危険です。
東京電力との詳しい比較は、以下の記事で解説しています。
👉 東急でんき従量電灯Bは高い?東京電力より損する理由を徹底解説
ライフフィットプランを中心に比較するのがおすすめ
東急沿線民が東急でんきを選ぶなら、現時点では「従量電灯Bをそのまま選ぶ」のではなく、「ライフフィットプランを中心に比較する」のがおすすめです。
ライフフィットプランは、基本料金0円・市場価格連動型のプランです。市場連動型と聞くと不安に感じる人も多いですが、東急のライフフィットプランには市場価格高騰時の上限が設定されています。
Looopでんきのような市場連動型プランと比較しても、東急沿線民にとってはかなり有力な選択肢です。詳しくは以下の記事で比較しています。
👉 東急ライフフィットプランとLooopでんきを徹底比較|市場連動型ならどっちが安い?
東急ガスは東京ガスより安い?
| 比較項目 | 東急ガス | 東京ガス |
|---|---|---|
| ガスの品質 | 同じ | 同じ |
| 一般プランの料金 | 安くなりやすい | 標準 |
| TOKYU ROYAL CLUB | カウント対象 | 対象外 |
| 東急グループ年間利用額 | 加算対象 | 対象外 |
| 東急カードとの相性 | 高い | 低い |
東急ガスは、東京ガスと比較して料金が安くなりやすいです。特に一般プランでは、基本料金・基準単位料金ともに東急ガスが東京ガスを下回るケースがあります。
ただし、先ほども書いた通り、ガス単体の節約額はそこまで大きくありません。東急ガスは、
- 東京ガスより少し安い
- TOKYU ROYAL CLUBのカウントになる
- 東急グループ年間利用額に加算される
- 東急カード払いでポイントが貯まる
という総合メリットで考えるのがおすすめです。詳しい料金比較は、以下の記事で解説しています。
👉 東急ガスは東京ガスより安い?料金・メリット・デメリットを徹底比較
東急でんき・ガスをセットで申し込むべき人
✅ 5つ以上当てはまるなら相性バツグン!
- ☑ 東急沿線に住んでいる
- ☑ 東急カードを使っている
- ☑ TOKYU POINTを貯めている
- ☑ TOKYU ROYAL CLUBを攻略したい
- ☑ 東京電力・東京ガスのまま放置している
- ☑ 毎月の光熱費を東急グループ利用額に加算したい
- ☑ 電気とガスの支払いをまとめたい
特に、TOKYU ROYAL CLUBを攻略したい人にとって、東急でんき・ガスはかなり重要です。電気とガスを契約するだけでカウントを増やせるので、他のサービスと組み合わせることで上位ステージが狙いやすくなります。
東急でんき・ガスをおすすめしない人
| おすすめしない人 | 理由 |
|---|---|
| 東急沿線に住んでいない | 東急経済圏の恩恵が少ない |
| 東急カードを使わない | ポイント面のメリットが薄い |
| ROYAL CLUBに興味がない | 大きな差別化要素を活かせない |
| とにかく最安だけを追いたい | 他社の方が安い可能性あり |
| 市場連動型が絶対に嫌 | ライフフィットが合わない可能性あり |
東急でんき・ガスは、単体最安を狙うサービスというより、東急経済圏の中で活用するサービスです。
そのため、東急グループを普段使わない人にとっては、他社の方が向いている可能性があります。
申し込み前に確認すること
| 確認するもの | どこで確認できる? |
|---|---|
| 現在の電力会社・ガス会社 | 検針票・Web明細 |
| 契約プラン | 検針票・マイページ |
| 電気使用量 kWh | 電気の明細 |
| ガス使用量 m³ | ガスの明細 |
| お客さま番号 | 検針票・Web明細 |
| 供給地点特定番号 | 検針票・Web明細 |
現在の電力会社・ガス会社
まずは、現在どこの電力会社・ガス会社と契約しているか確認します。東京電力・東京ガスのままなのか、すでに別の新電力・新ガス会社に切り替えているのかによって、比較すべきポイントが変わります。
現在の契約プラン
電気なら、従量電灯Bなのか、他のプランなのか。
ガスなら、一般プランなのか、床暖房向けプランなのか。
今の契約プランを確認しておくと、東急に切り替えた場合のメリットを判断しやすくなります。
毎月の使用量
電気はkWh、ガスはm³の使用量を確認しましょう。使用量によって、どのプランが得になるか変わります。検針票やWeb明細を見れば確認できます。
供給地点特定番号・お客さま番号
申し込み時には、現在の電力会社・ガス会社の情報が必要です。検針票やWeb明細を手元に用意しておくとスムーズです。
申し込み手順

電気・ガスの切り替えというと面倒に感じますが、実際はスマホで申し込みできます。
今の会社への解約連絡は不要で、工事や立ち会いも原則ありません。検針票やWeb明細を手元に用意しておけば、数分で申し込みできます。
基本的な流れは以下の通りです。
- 現在の電気・ガスの検針票またはWeb明細を用意する
- お客さま番号・供給地点特定番号を確認する
- 東急でんき・ガスの公式サイトから申し込む
- 必要情報を入力する
- 切り替え完了を待つ
現在の電力会社・ガス会社への解約連絡は基本的に不要です。工事や立ち会いも原則不要です。
切り替え費用や解約金もかからないため、手続きのハードルはかなり低いです。
\検針票・Web明細を用意して申し込み/👉東急でんき&ガスの申し込み
まとめ:東急でんき・ガスは東急経済圏の土台になる
東急でんき・ガスは、単体で見ると「劇的に安くなるサービス」ではありません。
しかし、東急沿線民にとっては、
- TOKYU ROYAL CLUBのカウントになる
- 東急グループ年間利用額に加算される
- TOKYU POINTが貯まる
- 毎月の固定費を東急経済圏に取り込める
という大きなメリットがあります。
特に、東急カードやTOKYU ROYAL CLUBを活用したい人にとって、電気・ガスはかなり重要なパーツです。
ただし、東急でんきはプラン選びに注意が必要です。従量電灯Bは東京電力より高くなるため、ライフフィットプランも含めて検討しましょう。
東急沿線で暮らしているなら、電気・ガスを東急にまとめることで、東急経済圏の土台を作ることができます。
従量電灯Bにおける、東京電力と東急でんきの比較はこちらの記事をご覧ください。
市場連動型プランで人気のLooopでんきとの比較は以下の記事をご覧ください。
東京ガスと東急ガスの比較はこちらの記事をご覧ください。


