東急ロイヤルクラブでクリスタルステージを目指すうえで、かなり重要になるのが「年間利用金額」です。また、プラチナステージの会員にとっても、プラチナ特典の内容が「年間利用金額」により変わるので重要です。
東急ロイヤルクラブでは、東急グループでの年間利用金額や、TOKYU CARDの年間利用金額に応じてカウントが加算されます。
- 東急グループ年間利用金額
- 東急カード年間利用金額
この2つは似ていますが、対象になる支払いが違います。
東急グループ年間利用金額は、対象となる東急グループの施設・サービスでの利用金額です。
一方、東急カード年間利用金額は、TOKYU CARDのクレジット決済額です。東急グループ以外での利用も金額に含まれます。
この記事では、まず「東急グループ年間利用金額」をどう積み上げるかを解説し、そのあとに「東急カード年間利用金額」を増やす方法も紹介します。
結論からいうと、年間利用金額を稼ぐために無駄な買い物を増やす必要はありません。
大事なのは、PASMOオートチャージ、東急でんき・ガス、通勤・通学定期券、東急百貨店や東急SC内の普段使いできる店舗など、もともと払っている生活費の流れを東急側に寄せることです。
さらに、家族カードや家族合算を活用できる家庭なら、本人1人で頑張るよりもかなり現実的に年間利用金額を積み上げられます。
東急ロイヤルクラブ全体の仕組みやカウント一覧は、以下の記事で解説しています。
東急ロイヤルクラブの年間利用金額とは?
東急ロイヤルクラブには、年間利用金額に関するカウントが大きく2種類あります。
東急グループ年間利用金額と東急カード年間利用金額の違い
まず整理したいのが、「東急グループ年間利用金額」と「東急カード年間利用金額」の違いです。
| 項目 | 対象 | カウント |
|---|---|---|
| 東急グループ年間利用金額 | 対象となる東急グループ施設・サービスの利用 | 50万円以上で1カウント、100万円以上で2カウント、200万円以上で3カウント |
| 東急カード年間利用金額 | TOKYU CARDのクレジット決済額 | 500万円以上で1カウント、800万円以上で2カウント |
まず狙いたいのは東急グループ年間利用金額100万円
多くの人にとって現実的に狙いやすいのは、東急グループ年間利用金額100万円です。
東急グループ年間利用金額100万円以上で2カウントを取れると、クリスタルステージに必要な7カウントがかなり近づきます。
一方、東急カード年間利用金額500万円・800万円はかなり高額です。
そのため、この記事ではまず東急グループ年間利用金額100万円をメインに考え、後半で東急カード年間利用金額の積み上げ方も紹介します。
東急グループ年間利用金額の稼ぎ方
東急グループ年間利用金額を稼ぐときに大事なのは、「買い物を増やす」ことではありません。
日常の支払いルールを変えることです。
PASMOオートチャージが攻略のカギ
年間利用金額攻略で最も重要なのが、PASMOオートチャージです。
PASMOオートチャージは、1日の利用限度額が10,000円、1か月の限度額が50,000円です。つまり、1人あたり月5万円、年間最大60万円まで積み上げられます。
年間100万円のうち、60万円をPASMOオートチャージで作れる可能性があるのはかなり大きいです。
東急加盟店は東急カード、それ以外はPASMOと決める
年間利用金額を積み上げるなら、支払いルールを決めておくと楽です。
おすすめは、以下のような使い分けです。
| 利用先 | 支払い方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 東急ストア・東急SC・東急百貨店など | 東急カード | 東急グループ利用として分かりやすく積み上げる |
| 東急以外のコンビニ・スーパー・自販機など | PASMO | オートチャージ経由で利用金額を積み上げやすい |
| 高額決済 | 東急カードなど | PASMO残高上限があるため |
PASMOは高額決済には向きませんが、少額の日常決済には使いやすいです。
「東急加盟店では東急カード、それ以外ではPASMO」と決めておくと、毎回支払い方法で迷わずに済みます。
家族カードでPASMOオートチャージ枠を増やせる
本人1人のPASMOオートチャージ上限は、月5万円・年間60万円です。
ただし、家族カードにもPASMOオートチャージを設定できる場合、家族分のオートチャージ枠も活用できます。
たとえば、本人と配偶者がそれぞれPASMOオートチャージを使う場合、理論上は以下のように積み上げられます。
| 利用者 | 月間上限 | 年間利用額の目安 |
|---|---|---|
| 本人 | 5万円 | 60万円 |
| 家族カード利用者 | 5万円 | 60万円 |
| 合計 | 10万円 | 120万円 |
つまり、家族でPASMOオートチャージを使えるなら、極論、東急グループのサービスを利用しなくても、東急グループ年間利用金額100万円は達成できます。
無理に使わせる必要はありませんが、夫婦で交通費やコンビニ、自販機、スーパー、ドラッグストアなどの少額決済をPASMOに寄せられる家庭なら、かなり強い積み上げ方法になります。
家族合算を使えば家族分の利用金額も合算できる
さらに重要なのが、東急ロイヤルクラブの家族合算です。
同居家族がそれぞれ本人名義のTOKYU CARDを持っている場合、条件を満たせば、家族の利用状況を合算してステージ判定に反映できます。
本会員に紐づく家族カードを持っている場合は、本会員の入会時に家族名を知らせることで入会できると案内されています。一方、本会員とは別に本人名義の東急カードを持っている同居家族の場合は、家族合算申請の手続きが必要です。
これは東急カード年間利用金額だけでなく、東急グループ年間利用金額を積み上げるうえでも有用です。
たとえば、本人はPASMOオートチャージや東急でんき・ガスを利用し、配偶者は自分名義のTOKYU CARDでPASMOオートチャージや東急SCでの買い物を利用する。
このような場合、家族合算を活用することで、家族全体の東急グループ利用をステージ判定に反映できる可能性があります。
| 利用者 | 主な利用 | 年間利用額の目安 |
|---|---|---|
| 本人 | PASMOオートチャージ、東急でんき・ガス | 80万円前後 |
| 配偶者 | PASMOオートチャージ、東急SCでの買い物 | 40万円前後 |
| 合計 | 家族全体の東急グループ利用 | 120万円前後 |
家族で東急沿線に住んでいるなら、東急ロイヤルクラブは「1人で攻略する」よりも「家族全体の生活費で攻略する」方が現実的です。
東急でんき&ガスで光熱費を積み上げる
電気代とガス代は、どちらにしても毎月払う固定費なので、東急でんき・ガスも、年間利用金額の底上げになります。
たとえば、電気代とガス代で月2万円なら、年間24万円です。
通勤・通学定期券が含まれるのも強い
東急線のPASMO定期券も東急グループの利用金額に含まれます。
通勤定期券は、会社から交通費として支給される人も多いですよね。
つまり、自分の実質負担ではない支出が、東急グループ年間利用金額に入る可能性があります。
東急線の定期券を使っている人にとっては、かなり強い積み上げ要素です。
東急百貨店・東急SC内の普段使い店舗を利用する
年間利用金額を積み上げるために、無理な買い物をする必要はありません。
普段から買っているものを、東急百貨店や東急SCに入っている店舗で買うのが現実的です。
たとえば、
- ユニクロ
- 無印良品
- JINS
- ハンズ
- 書店
- 飲食店
- 食品スーパー
こういった普段使いの店舗が東急百貨店や東急SCに入っているので、そこを使うだけで年間利用金額を積み上げられます。
大事なのは、必要なものを買うことです。
「年間利用金額のために余計な買い物をする」のではなく、「どうせ買うものを東急グループ内の店舗で買う」という考え方です。
東急カード年間利用金額の稼ぎ方
ここからは、東急カード年間利用金額の話です。
東急グループ年間利用金額とは別に、TOKYU CARDの年間クレジット決済額でもカウントを狙えます。
東急カードクレジット決済の年間利用金額は、500万円以上で1カウント、800万円以上で2カウントです。東急グループ以外の利用も金額に含まれます。
500万円・800万円は大きな金額ですが、支払いを東急カードに集約している家庭なら、いくつかの方法で近づける可能性があります。
SBI証券クレカつみたては1人年間120万円まで積み上げられる
東急カード年間利用金額を考えるうえで大きいのが、SBI証券 x 東急カードのクレカつみたてです。
SBI証券のクレカつみたては、毎月10万円まで設定できます。
つまり、1人あたり年間120万円までカード利用金額を積み上げられます。
これだけで、東急カード年間利用金額500万円のうち約4分の1を埋められます。
クレカつみたては、あくまで自分の投資方針に合う範囲で行うのが前提です。
東急カード年間利用金額でも家族合算が効いてくる
家族合算は、東急グループ年間利用金額だけでなく、東急カード年間利用金額を考えるうえでも重要です。
特に大きいのが、SBI証券のクレカつみたてです。
東急カードの家族カードでは、家族本人名義の証券口座でクレカつみたてをすることはできません。
しかし、夫婦それぞれが本人名義のTOKYU CARDを持ち、それぞれのSBI証券口座でクレカつみたてを行い、家族合算を使えば、2人分のクレカつみたて利用額を合算できます。
| 利用者 | クレカつみたて | 年間利用額 |
|---|---|---|
| 本人 | 月10万円 | 年間120万円 |
| 配偶者 | 月10万円 | 年間120万円 |
| 合計 | 月20万円 | 年間240万円 |
これだけで、東急カード年間利用金額500万円の半分近くまで届きます。
残りは240万円。
税金の支払いも候補になる
東急カード年間利用金額を積み上げるうえでは、税金や公共料金の支払いも候補になります。
たとえば、固定資産税、自動車税、住民税、国民年金、保険料などをカードで支払える場合、東急カード年間利用額に上乗せできます。
ただし、税金の支払いでのポイント還元率は0.5%なので、手数料負けする場合もあります。
そのため、税金支払いは「ポイントを増やすため」というより、東急カード年間利用金額500万円・800万円のラインを目指す人が補助的に検討するものと考えた方がよいです。
年間利用金額のモデルケース
ここでは、東急グループ年間利用金額100万円と、東急カード年間利用金額500万円をそれぞれイメージしてみます。
東急グループ年間利用金額100万円のモデルケース
東急グループ年間利用金額100万円を目指すなら、本人1人でも狙えますが、家族カードや家族合算を使うとさらに現実的になります。
本人中心で積み上げるなら、以下のようなイメージです。
| 項目 | 年間利用額の目安 |
|---|---|
| PASMOオートチャージ | 60万円 |
| 東急でんき・ガス | 24万円 |
| 東急ストア・東急SC・百貨店内店舗 | 16万円 |
| 合計 | 100万円 |
このケースでは、無理な大きな買い物は入れていません。
日常決済、光熱費、普段の買い物を東急側に寄せているだけです。
一方、家族カードや家族合算を活用できるなら、以下のような考え方もできます。
| 項目 | 年間利用額の目安 |
|---|---|
| 本人のPASMOオートチャージ | 60万円 |
| 家族カードのPASMOオートチャージ | 40万円 |
| 東急でんき・ガス | 24万円 |
| 合計 | 124万円 |
このように、家族カードや家族合算を活用できる家庭では、東急グループ年間利用金額100万円はかなり現実的になります。
特にPASMOオートチャージは、1人あたり月5万円・年間60万円まで積み上げられるため、家族分の枠を活用できるかどうかで到達しやすさが大きく変わります。
東急線の定期券がある人なら、さらに到達しやすくなります。
東急カード年間利用金額500万円を狙う場合の考え方
東急カード年間利用金額500万円は、かなり高いラインです。
ただし、夫婦で本人名義の東急カードを持ち、家族合算を使い、SBI証券クレカつみたてを活用すると、近づけやすくなります。
| 項目 | 年間利用額の目安 |
|---|---|
| 本人のSBI証券クレカつみたて | 120万円 |
| 配偶者のSBI証券クレカつみたて | 120万円 |
| 日常のカード決済 | 240万円 |
| 税金・公共料金など | 20万円 |
| 合計 | 500万円 |
このように考えると、500万円は絶対に無理という金額ではありません。
ただし、支出を増やして達成するものではありません。もともとある支払いを東急カードに集約できる家庭向けの攻略法です。
やってはいけない年間利用額稼ぎ
年間利用金額のために、不要な買い物を増やすのはおすすめしません。
特に以下は避けた方がいいです。
- ポイントやカウントのために割高なものを買う
- 使わない商品を東急SCで買う
- 無理にPASMO決済に寄せすぎる
- 家族に不要な決済を強いる
- 光熱費を比較せずに切り替える
- 税金の決済手数料を見ずに支払う
- 投資方針を無視してクレカつみたて額を増やす
東急ロイヤルクラブは、生活費の流れを整えることでお得になる仕組みです。
支出が増えてしまったら本末転倒です。
まとめ
東急ロイヤルクラブの年間利用金額には、大きく2つあります。
- 東急グループ年間利用金額
- 東急カード年間利用金額
東急グループ年間利用金額では、PASMOオートチャージ、東急でんき・ガス、通勤・通学定期券、東急百貨店や東急SC内の普段使いできる店舗が重要です。
特にPASMOオートチャージは、1人あたり月5万円・年間60万円まで積み上げられるため、本人だけでなく家族カードや家族合算を活用できる家庭ではかなり強力です。
東急カード年間利用金額では、SBI証券クレカつみたて、家族合算、税金・公共料金の支払いが候補になります。
大事なのは、無駄な買い物を増やすことではありません。
「東急加盟店では東急カード、それ以外ではPASMO」。
このように支払いルールを決めて、本人だけでなく家族全体の生活費を自然に東急側へ寄せていくことが、年間利用金額攻略のコツです。